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プログラムを3回に分けて詳しく見ていきます。 1回目は、プロパティの設定とグローバル変数です。 |
(1)プロパティ プロパティは、インジケーター自身の基本的な設定を行います。 #property の後に設定する項目を記述します。さらに設定値があれば定義します。 設定できる項目は多数ありますが、最初のプログラムでは2つのみ定義しています。 ①#property indicator_chart_window これは、インジケーターをチャートウインドウに表示するという定義です。 MT4のチャート表示にサブウインドウを設けて、そこにインジケーターを表示したい場合は以下のようになります。 #property indicator_separate_window インジケーターを作成する場合は、基本的にこのどちらかのプロパティを定義する必要があると思います。 ②#property indicator_buffers 1 これは、チャートに表示するインジケーターの個数を定義します。 最初のプログラムは、終値にラインを引くという1つのインジケーターなので、1を定義しています。 ◎以下、プログラム //---------------- //プロパティの設定 //---------------- //インジケーターをチャートウィンドウに表示する #property indicator_chart_window //インジケーターを1つ作成する(最大8個まで) #property indicator_buffers 1 (2)グローバル変数 関数の外で定義しています。 全ての関数から参照できます。 最初のプログラムでは、インジケーター1の値を設定する変数として"Buffer1"を定義しています。 ①この変数をインジケーター1に関連付けて(初期処理で行います)、 ②この変数の配列にローソク足の終値を設定していく(メイン処理で行います)ことにより インジケーターをつくっていきます。 ◎以下、プログラム //-------------------- //グローバル変数の設定 //-------------------- //1つ目のインジケーター用の配列を定義する double Buffer1[]; |